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書類作成時の注意点

女性と看護師

診断書作成を依頼する前に

障害年金の審査において、診断書は最も重要な資料となります。これは、年金が支給されるか否かは、診断書の内容によって決定されることがほとんどだからです。そのため医師に診断書を作成してもらう前に、しっかりと医師に、日常生活の状況まで伝わるようにコミュニケーションをとらなくてはなりません。単純にひとつの物事に対して、できる、できないではなく、どの程度可能か、人の助けを借りればできるのかなど細やかに伝えることが大事です。医師は、病院内での本人の様子しかわかりませんし、それ以外の状況は、本人や家族より聞くほかありません。とくに、うつ病の場合は、この日常生活の状況が審査の段階で非常に重要になりますので注意が必要です。障害年金を請求するための診断書は、治療のための医学的な診断書ではなく、生活に必要な所得保障のための社会医学的な診断書です。したがって重要なのは、うつ病により、日常生活にどれぐらい影響を及ぼしているのかが、客観的にみてもわかるように作成されていることが重要になります。しかし、医師側に、こうした診断書の基本的な性格の理解が欠けている場合があるため、注意が必要です。その際は、きちんと伝えることが大事です。また、よく理解してくれている医師が診断書を作成しても、以前は認定されていたのに、今回は認定されなかったというケースも増えています。それだけ、認定が厳しくなっているのも実情です。最新の状況を把握するためにも、実績を積み上げてきている社労士などを頼ることも大事になります。

障害年金には、複数の請求方法があり、それにより、どんな診断書が必要かを把握しておくことも大事です。すべての医師が、障害年金のシステムに詳しいわけではないので、自分でも把握しておき、医師に説明できるようにしておくとスムーズです。うつ病で障害年金の受給を考える場合、障害認定日とは、うつ病あるいはそれに付随する症状によりはじめて医療機関を受診した日から1年6か月を経過した日のことです。認定日による請求は、この障害認定日から1年以内に請求しなければなりません。診断書は、障害認定日以後3か月以内の症状が書かれたものが1枚必要になります。この認定日請求の場合、障害認定日に、障害の状態にある、つまり障害等級に該当する場合には、障害認定日の翌月分から障害年金を受け取ることが可能です。また、認定日から1年以上経過してしまっても、請求は可能です。これを遡及請求といいます。ただし、遡れるのは、請求した日から最大5年です。この場合、あくまでも障害認定日の障害の状態で請求を行うため、診断書も障害認定日の障害の状態を表すものが必要です。さらに請求時以前3か月以内の症状が書かれた診断書も必要になるため、2枚揃える必要があります。遡及請求の場合、まるまる5年分認められるケースと認められずに、請求時からの分のみ認められるケースがあります。後者のケースは、事後重症請求として処理される仕組みです。これは、認定日時点の診断書が障害等級不該当となり、現在の症状の診断書では障害等級に該当している場合に認められます。遡及請求が認められた場合には、過去の分に関しては一時金で振り込まれます。

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